革製品を長く愛用するには、日々のお手入れを欠かすことはできせません。
お手入れ方法は使用している素材や種類によって、若干異なりますが、お手入れの基本的な流れを知ってしまえば、革製品のお手入れはとても簡単です。
本コラムでは、お手入れ方法の基本的な流れを分かりやすく解説していますので、ぜひお試しください。
基本的なお手入れの流れ
基本的なお手入れの流れは以下のようになります。
- 汚れ落とし
- 栄養補給
- 保湿
革製品のお手入れはよく“人間の肌と一緒”といわれます。
革の大敵である乾燥を防ぎながら、このような流れでお手入れをすることにより、革製品をより長く、そして綺麗に使い続けることができるのです。
お手入れについて
天然素材を使用している革製品は、時間の経過や使用によって経年変化を起こします。
経年変化による美しい色艶の変化を楽しめるという魅力がある一方、革製品は必要となるお手入れを行わなければ、その美しい状態を保つことはできません。
お手入れの基本的な流れを知ろう!
お手入れの基本的な流れは以下の通りです。
- ブラッシング
- クリームの塗布
- 乾拭き
- 防水スプレーの塗布
メンテナンス用品を用意しよう!
まずは、お手入れで必要となるメンテナンス用品を準備しましょう。
基本的によく使うメンテナンス用品には、以下のようなものがあります。
ブラシ
ブラシはブラッシングによる汚れ落としに使用します。
ブラッシングは革製品のお手入れの基本であり、しっかりと表面を清潔にすることで、クリームの浸透率を向上させることができます。
一般的には馬毛ブラシが使いやすく、軽くブラッシングするだけでも表面に付着した埃や汚れを取り除くことができます。
また、革製品に頑固な皮脂が付着している場合には、レザークリーナーと併せて使うとよいでしょう。
「忙しくてなかなかきちんとしたお手入れをする時間がない!」という方は、ブラッシングを徹底するだけでも革製品は綺麗になるので、ぜひお試しください。
リンク:オンラインストア / 馬毛ブラシ
クリーム(オイル / ワックス )
クリームは主に乳化性クリームと油性クリームに分類をすることができます。
乳化性クリームは、オイル・ワックス・水を使用しているクリームのことで、塗布することで柔軟性を与えることができるほか、光沢や艶を与えることもできます。
油性クリームの原料はワックスと油が主体となっており、乳化性クリームに比べて防水効果と保湿効果が高いのが特徴となります。
ただ、過度に塗布すると素材によっては硬化してしまう恐れがあるため、使いすぎには注意が必要です。
リンク:オンラインストア / ハチロウ / 蜂蝋(ナチュラルワックス)
ポリッシングクロス
クリームやスプレーの塗布から、仕上げにまで幅広く使えるのが、ポリッシングクロス。
ポリッシングクロスを使えば、スムーズに手を汚すことなく作業をすることができます。
また、ポリッシングクロスは消耗品となりますので、全体が汚れたらその都度購入してください。
防水スプレー
撥水効果を与えることができる防水スプレー。
防水スプレーには、水分の浸透を防ぐだけでなく、汚れの付着を防ぐ効果もあります。
撥水の効果は数日で切れてしまうため、一週間に数回は必ず塗布するようにしましょう。
また、本革製品の防水スプレーには、必ずフッ素系樹脂の防水スプレーを選びましょう。
お手入れ方法をご紹介
革靴
革製品の中でも、よく周囲の人から見られることの多い革靴は、特にお手入れをしっかりとしておきたいところ。
泥や雨によって汚れやすく、さらには傷が付いてしまう危険性の高い革靴は、定期的にしっかりとをお手入れをしましょう。
革鞄
革鞄は、どんな人でも「できるだけ長く使いたい!」と思わせてくれるもの。
外に出る際は、革靴と同じく傷や水分の付着に十分に気を付ける必要があります。
また、乾燥が進むと衣服対して色移りが起きてしまう危険性があるため、しっかりと保湿をしておくとよいでしょう。
革財布
お金を預ける財布のお手入れはしっかりと。
お手入れはもちろんのこと、小銭を入れる部分の掃除もお忘れなく。
毎日使うものだからこそ、定期的に状態を確認してあげましょう。
革ベルト
腰回りの汗を吸収しやすいベルトは、カビが生えやすいアイテムです。
保湿に加えて、しっかりと乾燥をさせることがとても大切となります。
また、乾燥による色移りにも注意しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
革製品は適切なお手入れをすることで、より永く綺麗な状態を保つことができます。
sot(ソット)では、メンテナンス用品を豊富に取り揃えておりますので、必要なアイテムがあるかどうかを一度確認してみてはいかがでしょうか?
また、sot(ソット)オリジナル製品をお使いの方は、お手入れサービスを各店舗にて行っておりますので、ぜひお気軽にご利用ください。