今回は、革ベルトのお手入れ方法をご紹介します。
大切な革ベルトを長く愛用するためには、日々のお手入れを欠かすことはできません。
これまでお手入れしたことがないという方にも分かりやすく解説をしているので、ぜひ最後までご覧ください。
革ベルトをお手入れする必要性について
革靴同様、ビジネスシーンでも使われることの多いベルト。
ファッション大国イタリアでは、“コーディネートの良し悪しを決めるもの”ともいわれるほど、ベルトはとても重要な役割を担っています。
また、ベルトは周りから見られていることも多く、その状態によっては周囲に与えるあなたの印象も変わります。
こうしたことから、日々のお手入れによって、見栄えを美しくキープしておくことは大切なのです。
革ベルトに関する意外な事実
意外にも、ベルトには背中や腰回りに貯まった汗や皮脂が付着します。
特に本革のベルトはこういった汚れを放置しておくと、カビなどが発生しやすいので気をつける必要があります。
また、パンツやスカートにベルトを着けたまま放置すると、型崩れを起こす危険性もあります。
どれくらいの頻度でお手入れをすればいい?
お手入れは、できれば毎日行うとよいでしょう。
ベルトは必ず外してからブラッシングをして表面の埃や塵を落とし、風通しの良い場所に吊るして保管します。
クリームなどを使った特別なお手入れは月に一度のペースで行うとよいでしょう。
革靴同様、複数のベルトを使い分ければ、それぞれをより長くベルトを愛用することができます。
日々のお手入れ方法
革ベルトの見栄えの良し悪しは、帰宅後の簡単なお手入れをするかどうかによって大きく変わります。
日々のお手入れに必要な時間はたったの2分。
必要なアイテムは下記の2つです。
ブラッシングで汚れを落とす
基本的には、革ベルトのお手入れはこのブラッシングだけでも問題ありません。
革の表面に付着した細かな埃や塵を、馬毛ブラシを使ってブラッシングして綺麗に取り除きましょう。
ブラッシングは力を入れすぎると逆に革に傷をつけてしまう恐れがあるので、撫でるように優しく行ってください。
まずはこのブラッシングを習慣化させることから始めてください。
リンク:オンラインストア / 馬毛ブラシ
仕上げには防水スプレーを
最後に防水スプレーをまんべんなく吹き掛ければ、水分や汚れの付着を防ぐことができます。
至近距離からスプレーをすると、シミの原因にもなるので、30cm以上離れた位置から使用しましょう。
お手入れついでにチェックしよう!
バックルのメッキ剥がれは意外に目立つ
人と向かい合うときに見られることの多いバックル。
金具のメッキや色が欠けていたり剥げていると、あなたの印象がどんどんと悪くなってしまう可能性があります。
買い替えやバックル単体の交換を検討しましょう。
ステッチのほつれにも注意
革を複数枚縫い合わせたベルトは、縫製されているものが一般的です。
小さな糸のほつれも、放置すると製品の耐久性の低下につながる可能性があります。
もちろん見た目も損なってしまうので、早めに修理するとよいでしょう。
カビには早めの対応を
特に夏場には湿度の上昇によって、革のベルトはカビが生えやすいので注意が必要です。
革製品に繁殖するカビは簡単に除去ができるので、ご安心を。
乾燥による色移り・ひび割れを防ぐ
革製品は乾燥すると、色移りを起こすリスクが高まります。
革の表面が乾燥していたら、レザークリームなどを塗って乾燥を防ぎましょう。
また、革を2枚貼り合わせたデザインのベルトは、乾燥と長年の使用によってコバが割れてくることがよくあります。
しっかりとクリームを塗布して保革をしてあげましょう。
革ベルトのお手入れセット
sot(ソット)では、革ベルトのお手入れに最適なブラシ・ポリッシングクロス・クリームがセットになったケアセットをご用意しています。
ブラッシングから保湿まで。
はじめてのお手入れにもぴったりです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は革ベルトのお手入れ方法についてご紹介しました。
大切な洋服への色移りを防ぐためにも、ベルトのお手入れをぜひ一度お試しください。