引用:http://www.daan-mag.com/

 

みなさんはタンナーについてご存知でしょうか?
革製品を作る工程においては無くてはならない、非常に重要な人々です。

今回は、タンナーとは何かから世界の有名タンナーの紹介を行っていきます。
革について詳しい人も、そうでない人も必見です◎

タンナーとはなにか

タンナー(tanner)とは皮を革にする仕事をしている人のことを指します。
鞣し革業者や皮革製造業者と呼ばれることもあります。

皮と革の違いや鞣し加工について説明した記事はこちら↓

皮が革になるまで。鞣し加工とは

つまり、タンナーとは鞣し加工(tanning)を行う人々のことを指します。
革製品の良し悪しを決める、職人の技術を持っている人々です。

日本と世界のタンナーについて

世界中には有名なタンナーがいくつか存在します。もちろん日本にもあります。
それでは日本が世界に誇るタンナーと、世界三大レザーでもあるイタリア・イギリス・アメリカの代表的なタンナーをご紹介していきます!

日本の有名タンナー

日本の革産業で有名な場所として、栃木と姫路があります。
兵庫県姫路市の高木地区には、全国の約30%に当たる80社以上のタンナーが集中しています。

栃木レザー株式会社

1937年に創業という長い歴史を持つ皮革製造の専門工場です。
世界のタンナーにも引けを取らないほどに有名な日本のタンナーです。

手間を取る作業を、先人たちから引き継いだ高い技術を持った職人たちが行っています。
他では真似できないプロの仕事です。

栃木レザーという言葉が有名なのも、この会社によるものです。

(リンク:http://www.tochigi-leather.co.jp/

新喜皮革(しんきひかく)

兵庫県姫路市において、コードバンやホースハイド(馬革の高級部位)の鞣しから仕上げまでを一貫生産している世界的にも希少なタンナーです。
日本最大のタンナーの集積地である数々の姫路のタンナーの中でも、独自の価値で世界に評価されています。

これまで数々の賞に表彰されています◎

(リンク:https://shinki-hikaku.jp/

イタリアの有名タンナー

革の聖地とも言えるほど数多くのタンナーがひしめき合っているのがイタリアです。
植物タンニン鞣しで非常に有名なタンナーがいくつかあります。

イタリアのヌメ革は世界三大レザーのひとつです。

バダラッシ・カルロ社(Badalassi Carlo)

イタリアのフィレンツェでプエブロやミネルバを生み出した、イタリアンレザーを牽引する有名タンナーです。

手間がかかりすぎるという理由によりこの世から消えようとしていたバケッタ製法を蘇らせました。
植物タンニン鞣しにこだわり、エイジング(経年変化)が激しいという特徴があります。

sotの人気シリーズともなっている、プエブロレザーシリーズはこちら↓

プエブロレザーシリーズ(pueblo)。革職人をも魅了する理由とは

イギリスの有名タンナー

イギリスはブライドルレザー発祥の地として有名です。
紳士の革と呼ばれるかっこいい革です。

1000年以上前から続く伝統製法で作り、頑丈な革を加工する技術に優れています。

セジュウィック社(J&E SEDGWICK & CO.Ltd)

バーミンガム近郊で1906年創業のセジュウィック社は、ブライドルレザーで有名です。
創業時から馬具用の革も作り続けています。

アメリカの有名タンナー

アメリカの革と言えば、コードバン(馬革)です。
アメリカには世界での知名度No.1とも言われているほどに有名なタンナーがあります。

ホーウィン社(Horween Leather Campany)

アメリカ合衆国・シカゴ州で1905年に創業された老舗のタンナーです。
「コードバンと言えばホーウィン社」と言うほど知られた会社です。

まとめ

いかがでしょうか?
日本にも海外にもたくさんの魅力的なタンナーがありますね。

いつかは聖地巡りしてみたいものです。。