今回は、sot(ソット)が展開するシリーズの1つ、KOHAKUシリーズをご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
KOHAKUシリーズについて
みなさんは博多織をご存知でしょうか?
このKOHAKU(こはく)とは、博多織の一種である琥珀織から名前を取ったものです。
福岡県は博多市で生産される日本三大織物の一つである博多織は770年以上もの歴史を誇り、今でもなお愛され続けています。
そんなKOHAKUシリーズの製品は、博多織の高級感とヌメ革を合わせたデザインとなっています。
琥珀織について
一般的に、琥珀織には約6000~7000本の絹糸が用いられています。
琥珀織は博多織同様に高密度で織られているため丈夫で、表面の独鈷花皿模様(どっこはなざらもよう)が印象的なデザインとなっています。
実はこの琥珀織は世の中に3台しかないとされる織機を使う、生産量がかなり限られた素材。
希少価値が高く、最高級織物として着物の帯やネクタイなどに使用されています。
KOHAKUの特徴
光沢のある独特の表情
生地をよく見るといくつかの凹凸があることに気づきます。
これは経糸(たていと:織物の縦の方向に通っている糸)に、緯糸(よこいと:織物の横方向に通っている糸)を強く打ち込むことで糸を盛り上がるようにしてできた起伏。
厚くて張り感のある手触りも感じていただけます。
表面にある三角形が連なったデザインは、経糸の配列を複雑にして生み出したもの。
角度を変えると光の反射によって見え方が変わるという面白さも兼ね備えています。
傷のない美しいヌメ革
ヌメ革は植物タンニン鞣しされた革のことで、染色していないものをいいます。
色は柔らかく、エイジングによって美しい飴色に変化することで知られています。
染色のほかにも、革表面に一切の加工を施さないことから、原料となる皮の選定で一番よいものがヌメ革に使用されるため、傷のない美しい革の表情を楽しむことができます。
KOHAKUシリーズは、ヌメ革で琥珀織を囲ったデザインで統一されています。
ヌメ革には汚れや日焼けを抑制する処理を施しているので、日焼けや汚れの付着がしづらい使用になっています。
ヌメ革はエイジングによる色艶の変化を味わうことができ、琥珀織の変わらぬ色味と、見事な変化を遂げるヌメ革のコントラストをお楽しみいただけます。
デザインはシンプルで凛とした端正なデザインにこだわり、エレガントな印象を与えてくれる、大人の持ち物にふさわしい逸品に仕上げました。
KOHAKUシリーズのお手入れ
一般的にヌメ革のような植物タンニン鞣し革にはお手入れを欠かすことができません。
日々のお手入れは馬毛ブラシによるブラッシングをして表面の細かな汚れや埃を取り除き、エイジングを遂げたタイミングで、レザークリームを塗布してあげましょう。
また、琥珀織は性質上、表面に埃が貯まりやすい素材です。
防水スプレーを活用することで、水分や汚れの付着を防ぎ、綺麗な状態を保つことができます。
使用上の注意点
本革製品は乾燥と水分には弱いため、基本的にはこれらを避けて管理することが必要です。
濡れてしまった場合は早めに乾いた布で拭き取るなどの対応が必要となります。
新しく革製品を購入される際は、メンテナンス用品も準備しておくとよいでしょう。
sot(ソット)のKOHAKUシリーズをご紹介
今回は、KOHAKUシリーズの中でも、特に人気の商品をご紹介いたします。
上品な名刺入れをお探しの方へ
シリーズの中で一番人気を誇るカードケース。
結婚記念日や革婚式といった特別な日のギフトアイテムとしても人気をいただいています。
ポケットは計4か所。
約40枚の名刺が収納可能です。
リンク:オンラインストア / KOHAKU 琥珀織 × レザー カードケース
和装にも合う、帛紗感覚で使えるポーチ
通帳がちょうど収まるサイズ感のポーチ。
外側にポケットが1か所、内部に3つの大きいポケットが設けられています。
カードポケットが3か所あり、外からでは中身が見えないデザインとなっているため、すっきりとした印象になっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、博多織を使ったKOHAKUシリーズをご紹介しました。
布と革という、対称的な2つの素材を掛け合わせた面白味のあるデザインとなっています。
ヌメ革のエイジングと、博多織の良さを味わっていただけるシリーズとなっていますので、ぜひ各店舗にて製品をゆっくりとお楽しみください。