今回は、sot(ソット)の定番シリーズであるオースピスレザーシリーズをご紹介します。

ぜひ最後までご覧ください。

オースピスレザーについて

伝統文様を型押し

日本の伝統文様として格式高い立涌文様(たちわく・たちわき・たてわき)を革に型押ししたのがこのオースピスレザーです。

型押しは通称「エンボス」とも呼ばれ、革の表面に高圧と熱を加えながら、柄をつけていく加工です。

エンボス加工された革は独特の見た目と手触りが生まれ、他にはない特別な雰囲気を放ちます。

立涌文様は数少ない吉祥文様のひとつ

立涌文様は“2本の曲線を用いて水蒸気が涌き立ちのぼっていく様子”を表す有職文様です。

蒸気が立ちのぼるさまは、縁起がよいことから、日本の吉祥文様のひとつにも数えられています。

これ以外にも“陽炎が立ち昇る揺らめきの様子”や“雲気(うんき)が立ち昇る様子”ともいわれています。

「オースピス」という言葉は、その立涌文様が持つ「良いことが起きる兆し」という意味を英語で表現した「auspice(オースピス) = 前兆、吉兆」が由来となっています。

立涌文様とは。格式高く縁起のよい日本の伝統文様

姫路レザーを使用

オースピスレザーの原皮には、兵庫県は姫路で鞣された革を採用しています。

丁寧に鞣された革の上に型押し加工を施したのち、さらにその凸面に黒色を乗せることで、柄を強調することで、立体感を生んでいます。

姫路レザーについて。白鞣し革を生んだ日本最大の革の生産地

オースピスレザーのお手入れ

日々のお手入れは馬毛ブラシによるブラッシングとなります。

表面の細かな汚れや埃をしっかりと掻き出し、取り除きましょう。

使用上の注意点

本革製品は乾燥と水分には弱いため、基本的にはこれらを避けて管理することが必要です。

濡れてしまった場合は早めに乾いた布で拭き取るなどの対応が必要となります。

新しく革製品を購入される際は、メンテナンス用品も準備しておくとよいでしょう。

リンク:オンラインストア / メンテナンス用品

sot(ソット)のオースピスレザーシリーズをご紹介

今回は、オースピスレザーシリーズの中でも、特に人気の商品をご紹介いたします。

人気上昇中のLファスナー財布

L字にファスナーが取り付けられた「Lファスナー財布」。

襠(マチ)が無くスリムな見た目ですが、小銭とカード、二つ折りにすればお札もしっかりと収納できます。

リンク:オンラインストア / オースピスレザー Lファスナー ミニ財布

今注目のLファスナー財布を大特集。人気の新作もご紹介。

面白みのある名刺入れを使ってみては?

一般的な名刺入れに飽きたという方におすすめのアイテム。

型押し加工が目を惹き、名刺を交換する相手からの印象も大きく変えることができそうです。

ポケットは計5か所。

メインのポケットには約50枚の名刺を収めることが可能です。

リンク:オースピスレザー カードケース

おすすめの名刺入れをご紹介。素材に革を選ぶべき理由とは!

内装・裏地について

内装には軽量で美しい光沢感のある山羊革を使用。

裏地には山梨県の伝統工芸である甲州織を採用しています。

日本の伝統工芸品でもあるこの美しい生地は、上品な色合いと滑らかな手触りに加え、防汚性が高く、とてもお手入れがしやすいという特徴もあります。

高級感漂う甲州織。400年の歴史を持つ伝統織物

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、立涌文様が特徴的なオースピスレザーシリーズをご紹介しました。

和の雰囲気を感じさせる革製品をお求めの方は、ぜひ各店舗にて独特の表情と手触りをお試しください。

気になった方は、ぜひ下記リンクから製品ラインナップをご覧ください。

リンク:オンラインストア / オースピスレザーシリーズ

《KOHAKUシリーズ》織物の宝石とも呼ばれる博多織を使った逸品

《エコムラレスレザーシリーズ》ヌメ革に金箔を合わせた高貴な革