革靴は、毎日適切な手入れをしていれば、ずっと長く愛用ができますが、それでも湿度の高さ、汚れが原因となり、“カビ”が発生してしまうことがあります。

久々に靴箱を開けてみたら、お気に入りの革靴の状態を見て、その見た目の変化に驚いてしまったという方もいることでしょう。

ただ、カビが発生してしまったからといって、すぐに革靴を捨ててしまうことはありません。

そしてまた、カビが発生する原因、カビの取り除き方、カビを防ぐ保管方法を覚えておけば、カビの再発を防ぐことができるでしょう。

この記事では、そんな革靴のカビについて解説します。

カビの原因

なぜ、カビが発生するの?

革靴の表面に付着する汚れは、カビの“餌”になります。

カビが繁殖する原因には、その時期の湿度の高さなども関係していますが、お手入れによって、日々清潔な状態を保つことができていれば、カビが発生することは考えにくいといえます。

とはいっても、ブーツ、サンダルなどの限定された期間しか使用することのない革靴は、長期間にわたり保管をすることもあるでしょう。

そのような場合には、保管場所と保管方法を考えて、正しい保管をすることが欠かせません。

発生原因は、保管場所、保管方法にあり

どれだけ革靴の品質が良かろうと、その保管方法と保管場所を間違ってしまえば、カビは繁殖します。

それはつまり、“保管方法と保管場所の選定を誤る”ことがなければ、カビに悩まされることがないということ。

まず、革靴を保管する場所は、できるだけ湿度がなく、比較的風通しのよい場所を選びます。

保管場所の関係で、革靴を箱に入れる場合は、「乾燥剤」または「防カビ剤」を入れておくと便利です。

ただ、クローゼット、タンスの湿気を取る「除湿剤」の使用には、必ず注意するように。

その主成分に「塩化カルシウム」が含まれている場合、空気中の湿気を吸湿することで「塩化カルシウム水溶液」が溶け出して、ゼリー状になることがあります。

もし万が一、それらが革靴に触れてしまうと、タンパク質が変性して、素材の硬化と収縮を引き起こして、元の状態に戻すことができなくなります。

また、肌や手に触れると、肌荒れ、炎症を起こす場合もあるとされています。

長期間保管をする場合には、たまに風に当てる、お手入れをするなどすれば、カビの発生を防ぐことができます。

お気に入りの革製品を守るために。寿命を延ばす“保管術”。

カビを取る!

カビが生えた時は、絶対に焦らないこと。

というのも、カビが付着した革靴を下手に扱ってしまうと、カビが周囲に飛び散ってしまうことがあるためです。

カビを払い落とす

まずは、繊維の柔らかな布を使って、カビを払い落としてください。

その際、マスクの着用、窓を開けるなどして換気を徹底するとよいでしょう。

また、フロアを保護する目的で、ブルーシートを敷くなどしておきましょう。

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しっかりと乾燥させる

カビを落とすことができたら、ゆっくりと時間をかけて乾燥させてください。

乾燥させる場所は、直射日光を避けたところを選びましょう。

クリーナーを活用

レザークリーナーを使って、カビを徹底的に取り除きます。

カビの菌が残ると、カビが再発してしまうので、しっかりと時間をかけて行いましょう。

仕上げ

最後の仕上げには、乾拭きを。

乾拭きをしたら、もう一度だけ乾燥をさせて、防水スプレーを吹きかけます。

仕上げの作業は、たまに保管中にも行うことで、カビの発生率を下げることに繋がります。

雨の日の救世主。お手入れの“第一歩”は、防水スプレーから。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

日々の手入れを怠らないことはもちろん、長期保管する際の方法と場所選びによって、カビの発生は簡単に防ぐことができます。

とくに、冬場に履き、夏場長期保管するような、ブーツなどの扱いには、かなり注意をしてください。

ポリッシングクロス、馬毛ブラシ、防水スプレーなどを用意しておけば、万が一の場合にも安心です。

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