きめの細かい、美しい表情。
さらりとした、滑らかな質感。
綺麗な革を作ってみたいというたったひとつの希望から、数年間の独自開発を経て生まれたのが、ルークレザーシリーズです。
この記事では、そんなオリジナルレザーである、ルークレザーシリーズをご紹介します。
ルークレザーについて
数年かけてできた革
ルークレザーは、皮革産業が盛んである、兵庫県の姫路市にて生産されています。
姫路の地で、1943年創業という長い歴史を持つ、老舗のタンナーと協力して生まれたこの革は、sot(ソット)がはじめて携わった“本当の革づくり”でした。
デザイナーを中心に、理想の素材を目指して、現地に何度も足を運びながら、試行錯誤を繰り返す日々。
数年という時間はかかってしまったものの、お互いの経験と理想を詰め込んで生まれた革は、はじめて体験する圧倒的な軽さに加えて、さらりとした滑らかな質感を持った、絶妙に綺麗な革となりました。
厳選された国内革を使用
ルークレザーに使用する原皮は、職人が厳選した、傷の少ない牛の皮。
ルークレザーは、完全な植物タンニン鞣しが施されているため、天然の革らしい表情である、シボなどの特徴を楽しむことができます。
美しいエイジングが楽しめる
ルークレザーは、オイルを豊富に含んだ革。
ほかの植物タンニン鞣し革と同じく、数年間使い込むことで、経年変化による美しい色艶の変化を見ることができます。
“軽さ”を叶えるために
ルークレザーには、比重の軽い油を鞣し時に使っているため、軽さのある素材に。
ワックスを含ませて、ふんわりとした質感と手触りのよさを叶えました。
また、強度面では、染色にかける時間を極力短くすることで、繊維組織を壊さないようにして、革本来の強度を保たせています。
裏地について
各製品の裏地には、山梨県の伝統工芸である甲州織を使用しています。
甲州織は美しい光沢感と色合い、滑らかな手触りを楽しめます。
表面には傘と同じコーティングを施すことで、丈夫かつ防水性と防汚性に優れた強い素材に仕上げられています。
お手入れについて
ルークレザーのように、油分を含んでいる植物タンニン鞣し革には、お手入れが欠かせません。
お手入れをすることにより、革製品の見栄えのよさを長続きさせることができるだけでなく、カビ、色落ち、色移りなどのさまざまな問題を防ぐことができ、革製品の寿命を伸ばすことに繋がります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
圧倒的な軽さと、癖になるほどさらりとした質感を誇る、ルークレザー。
ルークレザーには、姫路レザーの魅力が詰まっています。
気になった方は、ぜひ各店舗にてお試しください。