ベルトの長さが長すぎる場合は、一般的に調整を依頼するか、自ら行わなければいけないことになります。

また、その時々で、体形の変化などによって、理想とする長さが変わることもあるでしょう。

この記事では、ベルトの長さを、自身で調整する方法について解説します。

※こちらの記事内の「長さ調整」は、本体の一部を裁断する方法を意味しています。

ベルトの長さを調整する方法

ベルトの長さが調整できるかどうかを確認!

ベルトの種類によっては、そもそも長さが調整できないものがあります。

調整ができるのかどうかを確認したい場合は、ベルトを購入した店舗に問い合わせてみるとよいでしょう。

道具を揃えよう!

ベルトの長さを調整するには、以下のような道具を揃える必要があります。

  • ドライバー
  • カッター
  • メジャー
  • ポンチ
  • トンカチ
  • カッティングシート
  • ペン

ネジを取り外す

ベルトの根革と本体を繋いでいるネジを、ドライバーを使って取り外していきます。

なかなかネジが回らない場合は、ネジの上からトンカチなどで叩き、適度な衝撃を与えると、ネジが緩み、取り外しやすくなります。

ただ、あまり強く叩いてしまうと、ネジ本体が壊れてしまうことがあるので、注意してください。

理想の長さに切る

理想の長さを測って、カッターなどを使って、ベルトを切っていきます。

カットをする際は、カッティングシートを敷いてください。

また、厚い革を切る場合は、数回に分けて刃を入れるとよいでしょう。

ネジ穴を開ける

切り終えた端材を、ベルトの端の上に重ねて、ネジ穴をあける位置に油性ペンなどを使って印をつけます。

ネジ穴をあけるための道具(ポンチ)は、百円ショップなどで手軽に購入することができます。

実際に穴をあける場合は、絶対に位置が変わらないように、しっかりと指先に力を入れて、ポンチとベルト本体が垂直になるようにしてください。

心の準備ができたら、トンカチをポンチに打ち当ててください。

仕上げに、ネジ穴にネジを取り付けて、ドライバーでしっかりと締めておきます。

ベルトの穴あけ。お好みに合わせてできる調整方法。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ベルトは、長さが合わないことがよくあります。

ベルトを購入する際には、実際に試着をしてみたり、ベルトのサイズを調整してもらうことができるかどうかを、しっかりと確認しておくとよいでしょう。

sot(ソット)が販売しているベルトは、どんな方でも簡単に長さを調整できるようになっています。

また、各店舗にて、ベルトのサイズ調整を承っております。

気になった方は、ぜひご利用ください。

※ベルトのサイズ調整は、sot(ソット)の製品が対象となります、予めご了承ください。

リンク:オンラインストア / ベルト

《基本編》初心者が揃えるべきレザークラフトの道具について解説。

《応用編》さらにレザークラフトが楽しくなる!作品のクオリティを上げる道具。