「ベルトを買ったものの、実際に着けてみたら少し長くて困ってしまった。。」

皆さんはこのような悩みを持ったことはありませんか?

通常、ベルトは長さ調整ができないものが多く、しっかりと試着して長さを確認をしてから購入をすることがとても大切になります。

しかしながら体形の変化や革の馴染みによって、その時々によって求める長さが変わることもあるでしょう。

今回はそんな悩みを解決する「自宅でできる!ベルトの長さ調整をする方法」をご紹介します。

お手軽かつ綺麗にベルトの長さ調整ができるので、ぜひお試しください。

まずはじめに

難しそうなイメージがあるベルトの長さ調整ですが、実は意外と簡単にできるものです。

ただ、ベルトにも様々な種類があるので、バックルを取り外せるようなデザインのものでなければ長さの調整はできません。

sot(ソット)が販売しているベルトには長さ調整が可能なものが多く、お買い上げいただいたベルトについては無料で長さの調整を行っております。

※調整をご希望の方は、各店舗スタッフにお気軽にお尋ねください。

長さを調整するには

まず、ベルトの長さを調整するには、専用の器具が必要となります。

必要になる道具は以下の通りです。

  • ネジを開閉する「ドライバー」
  • カットをするための「革太刀」または「カッター」
  • ネジ穴を開けるための「穴あけポンチ」「トンカチ」
  • 「下敷き」

工具をお持ちでない場合やご自身でなかなか出来ないという方は、無理をせずお近くの店舗にご相談ください。

※万が一、破損や傷がついてしまった場合、保証ができかねますのでお気をつけください。

調整方法

①ネジを外す。ドライバーは垂直に

ネジをドライバーで外します。

きつくネジが留まっている場合は、ネジに衝撃を与えて緩ませましょう。

方法は、ネジの溝の部分にドライバーを当て、金づちで上から叩きます。

軽く細かくではなく、トーントーンといった感じで、気持ち強めに2、3回叩きます。

無理な力で思いっきり叩いてしまうとネジが壊れてしまう可能性がありますが、あまり怖がらずに叩いてみて下さい。

叩いた後にもう一度ドライバーでネジを回してみると取れます。

ネジが空回りして外せない時はぜひ一度試してみて下さい。

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②革をカットする、カッターでもOK

自分が短くしたいと思う長さを測り、包丁またはカッターで切ります。

この際、手を怪我しないように十分に気を付けてカットしてください。

③ネジ穴を開ける準備を

上手くカット出来たら、次はネジを通す穴を開ける準備をします。

先ほど裁断した革を、先ほど裁断した部分に上から重ねて置き、ネジ穴を開ける箇所に目印をしましょう。

鉛筆では目印が見えづらいことがあるため、ボールペンや銀ペンを使うのをおすすめします。

穴あけポンチはどこで買える?

穴あけポンチは100円均一ショップやホームセンターで入手が可能です。

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④穴あけポンチでネジ穴を開けてみよう

先ほどの目印に沿って、穴あけポンチをセットします。

この時、穴を開ける位置がズレないようにしっかりと穴あけポンチを手で押さえてください。

準備ができたら、垂直にトンカチを打ちましょう。

少し力が必要かもしれませんが、何度か繰り返せば穴が開きます。

⑤ネジを通したら完成

再びネジを穴に通して、マイナスドライバーでしっかりと締めれば、ベルトのサイズ調整は完了です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はベルトの長さ調整についてご紹介しました。

自宅でも簡単にサイズ調整は行えるので、安全を確保した上でぜひチャレンジしてみてくださいね。

ここまで読んでみて不安を感じたり、作業が苦手という方は無理をせずに各店舗スタッフにお気軽にベルトの長さ調整を依頼してください。

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