美しいエイジングが人々を魅了するオイルレザー。
オイルレザーとは何かを理解しておくことは、革製品を扱ううえでとても重要になります。
今回は、そんなオイルレザーの特徴や手入れの方法を解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
オイルレザーとは
オイルレザーとは、皮を鞣す際にオイルを染み込ませた革のことをいいます。
一般的にオイルを染み込ませた革は柔軟性と耐久性に優れ、オイルレザーはワークブーツなどによく使用されています。
ヌメリ感のある手触りもオイルレザーならではの大きな特徴になります。
オイルレザーの特徴
オイルレザーの最大の特徴は、使うほどに味わえる美しいエイジングになります。
日々の使用によってオイルが革表面に染み出てくることによってエイジングが起こります。
手入れについて
基本的にオイルレザーには手入れをする必要がありますが、その方法はとても簡単です。
オイルレザーは、オイルが抜けて乾燥が進むと艶がなくなり、傷が付きやすくなります。
そのため、レザークリームを使って革にオイルを補給して乾燥を防ぐことが重要になります。
ブラッシング
最初に馬毛ブラシを使って革表面の細かな汚れを落とします。
ブラッシングは汚れを落とすだけでなく、エイジングを促進する作用もあるため、綺麗なエイジングを楽しみたい方は毎日行うことをおすすめします。
頑固な汚れには、レザークリーナーなどを使うとより効果的です。
オイルレザーの中にはブラッシングによって傷をつけてしまうデリケートな素材もあるため、力の入れすぎには注意が必要です。
オンラインストア：馬毛ブラシ
レザークリーム
しっかりと表面が清潔になったら、レザークリームを丁寧に刷り込むように塗布します。
最後にポリッシングクロスを使って拭き上げれば、美しい光沢感を出すことができます。
レザークリームには様々な種類があるため、素材や状態によって使い分けることをおすすめします。
レザークリームは毎日塗布する必要はありませんが、定期的に塗布することによって革の大敵である乾燥を防ぐことができ、撥水性を維持することができます。
オンラインストア：ハチロウ / 蜂蝋（ナチュラルワックス）
まとめ
いかがでしたでしょうか？
今回は、革らしい表情と魅力的なエイジングが楽しめるオイルレザーについて解説しました。
一般的にオイルレザーには手入れが必要になりますが、とても簡単なのも特徴です。
ぜひあなたもオイルレザーを使った革製品を選んでみてはいかがですか？
