新しく買った革製品。
できることなら、より永く綺麗に使い続けたいと思う方がほとんどだと思います。
そこで欠かせないのが革のクリーム。
革製品は乾燥によるひび割れや色落ちを防ぐため、クリームを塗布して保湿(保革)をすることが重要です。
本記事では、革製品の保湿に便利な革のクリームの種類や効果について解説します。
革製品の保湿について
革製品は、使い続けることで内部のオイルが減っていき、やがて乾燥が進行していきます。
過度に乾燥が進むと、革製品はひび割れを起こしたり、摩擦による色落ちを起こすようになります。
上記のような状態を防ぐために、革のクリームを塗布して乾燥を防ぐことが革製品を使い続けるうえでとても大切なポイントになります。
一般的に革のクリームには、ワックス・油分・水分が含まれています。
ワックスは革表面に留る性質を持ち、ポリッシングクロスなどで磨くことで、美しい光沢と艶感を生み出します。
また、油分は革内部に浸透して、柔軟性を向上させる効果があり、水分はワックスの浸透をより効率的にする働きがあります。
クリームの効果について
乾燥を防ぐ
革内部には、元々油分と水分が含まれています。
これらが浸透を繰り返すことで、革製品は経年変化による色艶の変化を起こします。
しかしながら、ある程度経年変化が進むと、革内部の油分量と水分量が減っていき、やがて乾燥が起こります。
革製品にとって乾燥は天敵であり、過度に乾燥が進むと内部繊維が脆くなり、ひび割れを起こす危険性などが高まります。
上記のような状態を防ぐため、革製品は経年変化が落ち着いた時点でクリームを塗布して、しっかりと油分と水分を補ってあげることが重要となります。
ワックスを含んだクリームを使えば、簡単に艶感を出すことができるため、見た目を良くしたい場合にも使うとよいでしょう。
色落ちや色移りを防ぐ
乾燥が進むと、革製品はひび割れだけでなく、色落ちや色移りを起こりやすくなります。
クリームを塗布することで革表面に油膜ができ、上記のようなリスクを軽減する効果を期待することができます。
また、油膜は水分によるシミの発生を防ぐ効果もあります。
しかしながら、クリームを大量に塗布すると、逆にクリームがシミになることがあるため、使用の際は、少量を薄く広げるようにして塗布しましょう。
sot(ソット)の革のクリームのご紹介
sot(ソット)では、革製品の保湿に使える「ハチロウ ナチュラルワックス」を販売しています。
こちらの製品は、蜜蝋と菜種油から成る油性クリームとなっており、保湿力に優れたカラーレスのクリームとなっています。
豊富な油分が革に柔軟性を与え、全体の質感を柔らかくしてくれます。
また、ワックスの効果によって美しい艶を出すこともでき、水分によるシミの発生を防ぎます。
起毛素材を除く、様々な種類の革素材に使うことができるこのワックスは、革製品のお手入れが初めてという方にもおすすめ。
「どのようなクリームを準備すればよいのかわからない。。。」という方は、ぜひこちらのクリームをお使いください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
乾燥によるひび割れは、一度起きてしまうと簡単には元には戻せません。
だからこそ、革製品は定期的なクリームの塗布によってしっかりと保湿をしてあげることが大切になります。
sot(ソット)各店舗では、ご紹介した「ハチロウレザーワックス」に加えて、初めての革製品のお手入れに便利な「ハチロウレザーケアセット」を販売しております。
気になった方は、ぜひお試しください。