現在市場に流通している皮革素材のほとんどは、“タンナー”と呼ばれる、鞣し革業者によって作られています。
この記事では、フランス・グラン・テストの「デギャーマン社」をご紹介します。
デギャーマン社
- 創業年・・・19世紀頃
- 創業者・・・ギュスターヴ氏
- 創業国・・・フランス
- ホームページ・・・http://0b682a3c4e.url-de-test.ws
歴史
フランス・グラン・テスト地域圏に属する、バ・ラン県=バール。
フランス北東部は、広大な葡萄畑が広がる、フランスらしい風景が見られる地域となります。
そんな美しい場所で、約300年以上に渡って、フランスの皮革界の導き手となってきたのが、デギャーマン社。
フランス最古のタンナーとして知られる同社は、創業当時から途切れることのなく稼働を続ける製造ラインを持つなど、歴史的価値の高い機械を保有しています。
デギャーマン社の革は、世界的に高く評価されており、フランス周辺の国々のみならず、アジア地域、オセアニア地域にも輸出がなされています。
特徴
デギャーマン社の特徴は、かねてより家具、衣類向けの素材開発を行ってきたこと。
“カーフレザー”の鞣しを得意としていた同社にとって、幅広い製品に使われるような素材を扱っていたことは、大きな成長を遂げたきっかけとなりました。
また、原材料の管理は常に徹底されており、フランス政府公認の試験場にて、厳正な品質試験が行われています。
フランスの老舗タンナーが培ってきた、その情熱と技術は、いなまお大切に受け継がれています。
やさしいものづくり
デギャーマン社は、技術開発以外に、環境保護活動への投資を積極的に行っています。
“水量の削減、水質の改善”を目標に掲げ、数十年間に渡って、排出処理の技術向上に力を入れてきました。
そうした投資が実を結び、あらゆる工場内の施設から放出される水の質を、フランス政府が定めた基準以上のものにすることができるようになったそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
フランス最古のタンナー、デギャーマン社。
sot(ソット)では、デギャーマン社の革を使った製品を取り扱っております。
気になった方は、ぜひ各店舗をご利用ください。
リンク:オンラインストア