sot(ソット)では、革製品の販売を通して、世の中の課題の解決と貢献に繋がる活動を積極的に進めています。
今回は、sot(ソット)が行っているサステナビリティに対しての取り組みと実績(サステナビリティレポート)、今後の目標をご紹介します。
革はとてもエコな素材
実は革製品は環境負担の少ないエコな素材として知られています。
その理由は主に2つ。
食の副産物を原料にしている
まずひとつ目が、革製品に使われている革は、革製品のためだけに作られたものでないということ。
現在流通している革製品のほとんどには、食肉用として育てられた動物から出る皮が活用されています。
革製品を作らなくても皮は畜産業がある限り無くなることはありません。
もし皮を革製品として利用しないとすると、日本の場合は年間約100万頭分の皮が無駄になることになります。
耐久性がある
そしてふたつ目が、革製品の特徴でもある耐久性の高さ。
安価で見た目がよい製品が近年増えてきましたが、短いスパンでモノを買い替えることは決して環境によいとは言えません。
モノを買い替える回数が多ければ多いほど、製造時と焼却時に二酸化炭素などが排出されることによって環境負担が増えていきます。
革製品のような耐久性が高く丈夫な素材を使った製品を購入することは、長い目で見たときに環境に優しいといえます。
ものづくりの過程に対して責任を持つ
目の前にある課題や当たり前に行うべきことをしっかりと行うことを第一に考えています。
皮の命に感謝し、食用として育てられた動物の皮を食肉産業の廃棄物にしないことはもちろん、細かな革の端材もできる限り使用して利用価値を見出すように心がけています。
現在、余った端材はマグネットにして、オンラインストアご利用者の皆様にお配りしています。
永く使い続けられる高品質な製品をつくること
品質に妥協することなく、ずっと愛用していただけるような製品づくりを心掛けています。
本革の特性である耐久性を活かし、永く愛用していただくことを念頭に置いた製品作りや、使いやすさに配慮したディテールと飽きのこないデザインを常に追求しています。
修理と下取りサービス
修理が必要となった場合には、工場にて正規修理にも対応しています。
また、不要になった製品の下取りサービスも行っています。
日本製にこだわる
日本で製品づくりを行う理由として、生産環境に目を届かせた労働搾取と根絶、運搬時の二酸化炭素排出量をできる限り少なくすることがあります。
また、革と日本の伝統工芸を組み合わせた製品づくりを通して、日本の素晴らしい技術を後世に繋いでいくことも重要な取り組みとして行っています。
日本人の技術と人材育成、雇用推進にも積極的に注力しています。
リンク:日本の伝統工芸
課題と目標
- 売り上げの数%を自然環境系団体へ寄付。
- 余剰素材・在庫商品をリメイクして再販。
- 再生原料や環境に優しい素材のパッケージの使用。
サステナビリティレポート
2021年11月
バッグ用のパッケージを、オランダ公的機関認可済みのリサイクル素材に変更しました。
2022年5月
商品運搬用のOPP(オリエンテッドポリプロピレンビニール)の使用を廃止いたしました。
2022年7月
ギフトラッピング用のリボンを再生ポリエステル素材に変更しました。