sotのロゴは、オリーブを咥えた鳩がモチーフになっています。
オリーブや鳩は、平和の象徴とも言われ、その意味合いは世界共通。
世界の平和を守る、国際連合の標章にもオリーブの枝が描かれています。
今回は、sotのロゴが持つ意味や願いなどをご紹介します。
鳩とオリーブ、聖書で伝えられる神との逸話。
オリーブと鳩は、聖書の一説である「ノアの箱舟」の話に登場します。
その一節から、生まれたのがこのロゴです◎
物語の要約
ある日、ノアが大洪水から家族を守るため、方舟(はこぶね)を建設します。
ノアはその方舟に、ノアの妻と3人の息子、それぞれの妻に加え、地球上にいた全ての動物を乗せて海に出て、皆と一緒に大洪水が収まるのを待ちました。
地上の様子を調べるため、ノアはカラスと鳩を飛ばして、地上から水が引いた安全な場所があるかを確認させに行かせます。
カラスは残念ながら帰ってきませんでしたが、なんと鳩はすぐ戻ってきたのです。
鳩が飛び立ってすぐに舟に戻ってきたことから、ノアはまだ地上に安全な場所がないと判断します。
その7日後に鳩を再び放つと、今度は鳩がオリーブの葉を口に咥えて戻ってきました。
ノアは大洪水が終わったと判断します。
それからさらに7日後に鳩を飛ばすと、鳩は戻ってきませんでした。
ノアは地上が復活したことを知ります。つまり、世界に”平和”が訪れたのです。
世界中で知られている逸話
宗教と馴染みのあまりない日本では、知っている人はそれほど多くはありませんが、キリスト教徒の多い世界の国々では「鳩とオリーブ」は平和のシンボルとして人々に知られています。
外国人のお客様から声をかけられることもしばしば。。
鳩が平和の象徴として認識されたのは、1900年代後半から。
1949年にフランスはパリで開催された最初の「平和擁護世界大会」で、有名画家であるピカソが、大会のポスターにハトを描いたことが由来とされています。
ピカソは幼少期から鳩が大好きな少年だったそうで、娘の名前にも鳩と名付けるほど。
これをきっかけに「鳩」=「平和の象徴」となったのですね。
オリーブもまた、ギリシャ神話にて英知の女神「アテナ」が植えて広めたとされており、古来より人間に勇気と力を与える象徴とされています。
気に入っていただけると幸いです。
sotの多くの製品にこのロゴがプリントされています。
製品と一緒にロゴにも愛着を持っていただけるととても嬉しいです◎
sotに限らず、好きなブランドのロゴの意味などを店員さんに聞いてみると新たな発見があるかもしれませんね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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