sot(ソット)のロゴには、オリーブを咥えた鳩が描かれています。
オリーブを咥えた鳩は、平和の象徴としてよく知られており、国際連合の標章にもなっています。
この記事では、sot(ソット)のロゴに込められた想いをご紹介させていただきます。
ノアの方舟の逸話
オリーブを咥えた鳩は、聖書の一説にある物語『ノアの方舟』に登場します。
ノアの方舟のあらすじ
ある日、ノアは大規模な洪水から家族を守るために、方舟(はこぶね)の建設を計画します。
ノアは方舟に、ノアの妻と息子、息子の妻たち、すべての地球上に生息する動物を乗せて海に出ます。
大洪水の被害によって、荒れ果ててしまったであろう地上の様子を調べるために、ノアは鳩と烏を空に放ち、地上に安全な場所があるかを確認しようとします。
その結果、烏が戻らず、鳩は戻ってきました。
ノアは、舟に鳩が戻ってきたことから、この近くに安全な場所はまだなかったのだろうと推測します。
一週間後、ノアは鳩を放ち、もう一度様子を見ることにしました。
すると、オリーブの葉を咥えた鳩が戻ってきたことから、ノアは洪水が終わり、地上に安全な場所ができたのだろうと考えます。
それから一週間後、ふたたび鳩を放してみると、ついに鳩は戻ってきませんでした。
ノアは、地上に食物連鎖が存在する、通常の状態になったのだ考え、世界平和がついに訪れたと宣言したのでした。
どうして平和の象徴は鳩なのか?
ピカソが描いた
キリスト教が根付いている国では、平和の象徴として鳩がよく描かれています。
そもそも、平和の象徴として鳩が認識されたのは、それほど昔ではありません。
そのきっかけは、フランスのパリで行われた、平和擁護世界大会において、ピカソが大会の宣材ポスターに鳩の絵を描いたこととされています。
幼少期から鳩が大好きな少年だった、ピカソ。
その愛情は計り知れず、自身の娘の名前に鳩と名付けるほどでした。
上記のような理由から、平和の象徴として鳩がよく知られるようになったのです。
オリーブにも意味がある!
オリーブは、ギリシャ神話に登場する英知の女神アテナが、オリーブの木を地上に植えて、世界に広めたとされています。
ヨーロッパにおいては、オリーブは人間に勇気を与える象徴とされています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
sot(ソット)が販売している製品には、オリーブを咥えた鳩が描かれています。
気になった方は、ぜひ各店舗にて探してみてください。
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