贅沢な座り心地で人気のあるレザーのソファ。
レザーソファの魅力は高級感のある独特の風合いだけなく、適切なお手入れを施すことで、より永く使い続けることができるという点を忘れてはいけません。
本記事では、レザーソファのお手入れの方法について詳しく解説します。
ぜひご覧ください。
まずは素材をチェック!
部屋の雰囲気を大きく変えるソファ。
ソファには、ファブリックをはじめ、じつに様々な種類の素材が使われています。
なかでもレザーを使ったソファは、インテリアを華やかにするだけでなく、摩擦に高い性質を持っていることから、小さな子供やペットのいる家庭からも高い支持を得ています。
一般的に流通しているレザーソファのほとんどは、「天然皮革」または「合成皮革」のどちらかが使用されています。
天然皮革は言葉の通り、動物の皮を使用した本物の革のことをいい、合成皮革はポリウレタンやポリ塩化ビニルを使用した人工素材のことをいいます。
上記のように、“レザーソファ”といっても、天然皮革と合成皮革が一緒くたにされている場合があります。
どちらの素材が使用されているかによって、お手入れの方法も変わるため、購入の際は製品のタグやラベルの表記を必ず確認しましょう。
また、合成皮革には、ポリ塩化ビニル製の「PVC」と、ポリウレタン製の「PU」の2種類があります。
レザーソファのお手入れ方法について
まずはソファを清潔に!
レザーソファの基本的なお手入れは、簡単な汚れ落としと保湿になります。
まずは、表面に付着した様々な汚れを落とすために、レザークリーナーをポリッシングクロスに染み込ませて表面を磨いていきます。
ソファに小さな隙間などがある場合は、細かな埃が蓄積していることがあるので、ブラシなどを使って事前に取り除いておきましょう。
クリーナーは革製品の表面に付着した皮脂などに加えて、古くなったレザークリームの層を綺麗に取り除くことができる便利なアイテム。
特にフォームタイプのノンシリコンタイプは、革製品の通気性を妨げることがなく、カビの発生を未然に防ぐことにも役立ちます。
また、ソファに座った時の滑りを抑制する効果もあるため、必ず一本は用意しておくとよいでしょう。
合成皮革を使用したソファの場合は、仕上げに防水スプレーを吹きかければ完了となります。
保湿効果のあるレザークリームを使おう!
ソファの素材が植物タンニン鞣し革のようなオイルを豊富に含んだ素材である場合には、汚れ落としに加えて、レザークリームによって保湿を行う必要があります。
ソファの保湿を行うことで、乾燥によるひび割れや色褪せなどを防ぐことができます。
極度に乾燥が進むと、柔軟性が低下して表面が粗い状態になる場合があります。
上記のような状態を放置しておくと、擦り傷などをはじめとする怪我に繋がる危険性があるので、十分に注意しましょう。
また、レザーソファを均一に美しく経年変化させるには、定期的にクッションの位置を入れ替えることも大切です。
仕上げに防水スプレーを吹きかければ、水分や汚れの付着を防ぐことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
レザーソファは正しく丁寧にお手入れすることで、より永く愛用することができます。
お手入れをする際は、必ず製品のタグやラベルを確認してから行いましょう。