sot(ソット)に2010年に入社した今でも
「日々お客様とのコミュニケーションが楽しみ」と語るスタッフ長谷川。
お客様と直接の関わりが持てる店舗スタッフだからこそ感じる、
「仕事のやりがいとsotに対する特別な気持ち」を聞きました。
長谷川 竜馬(ハセガワ タツマ)
1988年5月20日生まれ。神奈川県横浜市出身。
店舗スタッフとして、2013年から店長として活躍する。
入社のきっかけは偶然の出会い。革とのつながりが深い家庭で育った幼少期。
皮革製品関係の仕事に携わっている父の元で育ったという意外な経歴。
革に接する機会が幼少期からすでに存在したという長谷川。
長年を共にしてきた革に対する気持ちは今も変わらないといいます。
革に囲まれた幼少期~ソットに入社するまで
~長谷川の父がアレンジしたという時計の革のベルトは長谷川のお気に入り~
–昔から革と接する機会が多かったと聞きました。革との関係を教えてください。
長谷川:私が生まれる前からすでに私の父は革関係の会社に勤めていました。
私が中学生の頃に父が独立し、工房の一部が自宅になったことで、より身近に革に触れる機会が増えました。
私が中学生の時には簡単なお手伝いもしていた記憶があります。
–なるほど。そこからsotに入るんですね。
多くのレザーブランドがある中で、sotを選んだ理由はなんですか?
長谷川:デザイン系の専門学校を卒業後、革製品に携わっていけたらと考えていました。
そんな時に横浜赤レンガ倉庫店にへ行き、sotを知ります。
初めて「かっこいい!お洒落なお店だ」と思いました。
その日にパンフレットを自宅に持ち帰り、一通りパンフレットに目を通したのを覚えています。
次にお店へ行った時には「アルバイトの募集はしていますか?」と口にしていましたね。
sotというブランドで働くということ。
–店舗スタッフとして改めてsotで働いて感じる “他レザーブランドとの違い❞ を教えてください。
長谷川:sotはさまざまなことにチャレンジしていることが強みだと思っています。
特にここ数年は日本の伝統工芸を生かした製品づくりに力を入れてきました。
各シリーズに幅広く使用されている裏地の甲州織をはじめ、最近は博多織を取り入れた製品づくりなど、
このようなsotのこだわりは他社にはない強みと感じます。
sotで感じる仕事のやりがいはなんですか?
あまり革製品に馴染みのない方や、sotをまだ知らなかった方に、
革製品やsotの良さがうまく伝わった時にやりがいや充実感を感じます。
革の知識に関しては終わりがないので、時間を見つけながら日々勉強をしていますが、
まだまだ知らない知識も多いので、時にはお客様に教えていただきながらお話をさせて頂くこともあります。
日々勉強をさせてもらえることも嬉しいですね。
–多くの店舗を経験してきたと思いますが、職場の雰囲気はどうですか?
長谷川:職場はどこも穏やかな雰囲気ですね。
各店によって特色は少しずつ変わってくると思いますが、私が在籍している東京新丸ビル店は、スタッフひとりひとりが物腰柔らかく、スタッフ同士の協力や助け合いができる関係で、本当に自分は人や環境に恵まれていると思います。
–現在は店長となりました。店長になってなにか変わったことはありますか?
長谷川:物事に対する「意識」が少しずつ変わっていきました。
店長になってすぐは、正直実感がなかったです。笑
ただ日を重ねるごとに「スタッフに対する意識やお店を作っていく意識からブランドを作っていく意識」を実感できるようになりました。
意識が変わると行動にも変化が表れてきます。
その行動が結果に結びついた時、自分が成長できたと感じることが多くあります。
「あなたにそっと寄り添う製品を」をコンセプトとする、sotの店舗スタッフとしての使命
現在は、sotの店舗スタッフとして、sot製品を多くのお客様に広める長谷川。
特別な想いを持って、お客様と接しています。
–店舗に立つうえで、特に意識していることはなんですか?
長谷川:大事にしていることは「気遣い」です。
対スタッフでも、日常のちょっとした変化に気づいたり、声掛け。
お客様であれば、いち早くお客様の状況を把握し、お客様のニーズに応えること。
「気遣い」は自身が意識をしていかないと何も気づくことができず、行動に移せません。
これは入社当初から、いままで私を育ててくれた先輩社員の方々に教えていただいた事です。
「気遣い」はあらゆる場面や職種にも当てはまる技術だと思っています。
どんな立場になっても「気遣い」ができる人でありたいです。
–入社10年目ですが、今思うこと、感じることはなんですか?
また今後の夢をお聞かせください。
~沢山のsot製品を愛用する長谷川~
長谷川:この10年は本当にあっという間で、社会人として、人として大きく成長させていただきました。
昨年は新しい感染症によって、私に限らず多くの人々が大変な経験をされたと思います。
いままで普通にできていたことが、できなくなってしまう恐ろしさを痛感し、実店舗の在り方もすごく考えました。
その中で、「実店舗ならではの価値」「人だから提供できる価値」というところを改めて見つめ直しています。
これからも色々なかたちで、sotを知ってもらうべく、情報発信をしていければと思います。
–今後の夢について
今までは販売業務がメインのお仕事でしたが、ここ最近はデザイナーと接する機会も多く、お話をするなかで商品部のお仕事にも関心が湧きました。
少しずつですが、時間を見つけて、もの作りの勉強をしています。
お客様からいただいたご意見を元に、近い将来、自身で手掛けた商品が店頭に並ぶことを夢見ています。
–お客様へ一言
長谷川:sotを知っている方はもっとsotを好きに。
sotをまだ知らない方には少しでも認知して頂けるよう、これからも良い商品をご紹介していきます。
革製品はそう簡単に即決できる価格帯のものでもありませんので、少しでもお客様が不安に感じていることを取り除き、安心して商品を使って頂けるようにお手伝いさせていただきます。
時には説明に熱が入りすぎて、お客様から「本当に革がお好きなんですね」と言われてしまうこともありますが、革製品に少しでもご興味がある方は是非お店へ遊びに来てください。
お会いできるのを楽しみにしています。
まとめ
特別な気持ちをもってsotに入社し、今なお楽しんで働く長谷川。
より皆様に愛されるブランドになるために。今後の長谷川に期待です。
sotでは一緒に働くスタッフを募集しています。
興味のある方は、から下記リンクからご連絡ください。