バダラッシカルロ社について
バダラッシカルロ社の基本情報は以下の通りです。
- 創業・・・1967年
- 創業者・・・バダラッシ・カルロ氏
- 国・・・イタリア
- ホームページ・・・不明
歴史
社名にもなっているバダラッシ・カルロ氏によって、1967年に創業をしたバダラッシカルロ社。
バダラッシカルロ社は、時代にそぐわないという理由によって衰退していた、トスカーナ州の伝統的な鞣し製法であるバケッタ製法を現代に蘇らせたことで一躍有名となります。
このバケッタ製法は、植物性のタンニンをじっくり時間をかけて原皮に染み込ませる、イタリアの伝統的な鞣し製法のひとつ。
バケッタ製法を用いた鞣しは、高度な技術はもちろんのこと、膨大な時間と労力がかかることから、時代の変化によって長らく衰退が続いていました。
日々、鞣し製法の研究をしていたバダラッシ・カルロ氏は、現存するバケッタ製法の資料を参考に独自の理論を編み出し、その証明のために会社を創業したとも語っています。
バゲッタ製法の詳細な製法は公になってはいませんが、その伝統的な鞣し製法は、バダラッシカルロ社をはじめとする、トスカーナ地方の歴史ある数々のタンナーによって脈々と後世に受け継がれています。
特徴
バダラッシカルロ社では、革を単なる製品として扱うことはせず、すべての革にストーリー性を持たせています。
現在の経営者であるシモーネ・レミ氏の革づくりには、美術絵画や歴史などから得たインスピレーションが反映されています。
まとめ
いかがでしたか？
イタリアを代表するタンナー、バダラッシカルロ社。
美しい経年変化による色艶の変化を楽しめるバケッタレザーなど、世界中に沢山のファンを持つバダラッシカルロ社の革を使ったアイテムをぜひご覧ください。
