窮屈な革靴を履き続けることは、足に負担をかけ、ありとあらゆる症状を引き起こします。
その最たる例に、足の指の関節が曲がり、元の状態に戻せなくなる、ハンマートゥがあります。
この記事では、そんなハンマートゥの原因と治し方について解説します。
ハンマートゥとは?
ハンマートゥ(屈趾症)は、足趾の関節が曲がったまま固まってしまう病気のこと。
ハンマートゥになった足の形が、ハンマーによく似ていることからこう呼ばれるようになりました。
また、個人差はあるものの、一般的には足の人差し指によく起こる症状となっています。
どのような症状がある?
ハンマートゥになりかけている間は、真っすぐに指を伸ばすことで、状態を改善させることができます。
ただ、時間が経つにつれ、少しずつ状態を元に戻すことができなくなります。
ハンマートゥの症状がより悪化すると、魚の目が指にできる危険が高まり、さらに激しい痛みに変わっていきます。
また、ハンマートゥの症状を気にするばかりに、正しい姿勢の維持が難しくなっていきます。
原因はなに?
サイズの合わない靴
ハンマートゥになってしまう大きな原因は、サイズの合わない靴を履くこと。
サイズに余裕がない靴を履き続けることによって、足趾は自然と曲がっています。
骨格形成がまだできていないような時期にこのような靴を履き続けると、ハンマートゥになる危険性がさらに高まります。
遺伝によるもの
ハンマートゥに遺伝性はありませんが、もともと足の指が長い方がなりやすいという特徴があります。
また、糖尿病やリウマチを患っている方は、足の筋肉量が減っていきやすい状態となるため、ハンマートゥになりやすいとされています。
ハンマートゥの治し方は?
ストレッチをしてみよう!
ストレッチをすることによって、足趾の筋肉を柔らかくすることができるほか、筋肉を強化することにも繋がります。
症状が軽い場合には、医療用のインソール・パッドを使えば、症状を和らげることができます。
ただ、ストレッチをしても状況がよくならない場合は、病院の医師に相談してみましょう。
クリニックなどでは、鎮痛剤の処方、注射治療などを受けることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ハンマートゥになってしまう原因のひとつに、サイズの合わない靴を履くことがあります。
サイズ選びは、できるだけ慎重にしてください。
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