冬の厳しい寒さが続く日に重宝する、手袋。
本革の手袋は、耐久性と伸縮性にとても優れており、使い続けることによって、自分の手の形に沿った、特別な一双になっていきます。
この記事では、そんな手袋を購入する際に知っておきたい、正しいサイズの測り方について解説します。
縫製方法を知っておくことが大事
素材を問わず、手袋には、縫い方にいくつかの種類があります。
縫製方法を詳しく知ることによって、その手袋の特徴を理解することができるでしょう。
主に、手袋の縫い方には、以下のようなものがあります。
- ピケ縫い
- オール内縫い
- オール外縫い
- 手縫い
- まつり縫い
縫い方は、見た目を大きく左右する重要な部分。
上記のなかでも、アパレル商材用の手袋で人気なのが、洗練された印象と、美しい輪郭が生まれる、ピケ縫いとなります。
ただ、どのような素材を使っているかによっても、装着感が大きく変わるため、実際に試着をしてみることがよいでしょう。
サイズを見極めよう!
その手袋が、あなたの手に馴染むかどうかを決める部分が、いくつかあります。
襠はある?
“ハギ”と呼ばれる、指先部分の襠。
ハギがある手袋は、より立体的であり、装着感が大きく向上します。
伸びしろはある?
あまりに伸びない手袋は、伸縮性がなく、使いにくくなります。
どの部分の革を使用しているかによって、この伸縮性に違いが生まれます。
とくに、背中の部分が使われている手袋は、充分な伸び代があるとされます。
親指にゆとりはある?
縫製をするうえで、最も難しいとされているのが、親指の部分。
あまりに窮屈になってしまうと、手のひらの関節が動かしづらくなってしまいます。
親指部分に襠があるかどうか、確認してみましょう。
サイズ表記にご注意を!
正しいサイズを見つけるには、まず自分の手のサイズを知ることが欠かせません。
よく手袋を販売している場所に、サイズ表が設置されていることがあります。
しかしながら、サイズは、手のひらの大きさではなく、“手囲い”と呼ばれるような、左手の生命線の始点と、小指の付け根と手首の付け根を結ぶ線の中央より下あたりを通る、左手の周りの長さとなっています。
サイズの測り方は、上記の様にかなり複雑であるため、できるだけ実際に試着を行い、装着感を確かめるとよいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
正しいサイズの測り方を知っておけば、より自分の手にあったものを選ぶことができるでしょう。
また、手袋を購入する際は、できる限り試着をして、装着感を確かめてみてください。