現在市場に流通している皮革素材のほとんどは、“タンナー”と呼ばれる、鞣し革業者によって作られています。

この記事では、イタリア・トスカーナの「テンペスティ社」をご紹介します。

テンペスティ社

  • 創業年・・・1946年
  • 創業者・・・ジョバンニ・テンペスティ氏
  • 創業国・・・イタリア
  • ホームページ・・・http://www.tempesti.com

歴史

イタリアのトスカーナ州、ポンテ・ア・エゴラに創業した、テンペスティ社。

創業当時から現在まで、約70年以上にわたり、ハイブランド向けの皮革素材の生産を行ってきました。

また、イタリア植物タンニンなめし革協会の設立を発案した企業のひとつとしても知られています。

特徴

テンペスティ社では、その時々の流行に合わせるような革作りが行われています。

ファッションモードの最先端を日頃から意識しており、その変化に合わせられるよう迅速に品質の高い素材を提供できるような計画を用意。

その計画に沿うようにして、テンペスティの高品質な革が市場に流通しているのです。

また、伝統的な製法と熟練の職人だけが持つ技を組み合わせた革新的な鞣しを実践することで、本来皮革が持っている柔軟性を活かした手触りのよさを感じることができるでしょう。

テンペスティ社の伝統的な鞣しを用いた革作りは、骨が折れるような作業がたくさんあります。

現代のように、“利益、費用、時間”がなにより重要視される時代においては、このような方法を取ることはあまり得策には感じられません。

ただ、伝統的な鞣しを行うことにより、環境負担が大幅に抑えられているだけでなく、自然的な革の生産に繋がっているのです。

イタリア植物タンニンなめし革協会の役割とは。イタリアの伝統を守り続けて。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ゆっくりと時間をかけて革作りをしている、テンペスティ社。

sot(ソット)では、テンペスティ社の革を使った製品を取り扱っております。

気になった方は、ぜひ各店舗をご利用ください。

リンク:オンラインストア

あなたは知ってる?世界中で愛され続ける有名タンナー。