馬具に使うために開発された、サドルレザー。
しっかりとした厚さは、長年の使用にも耐えうる、丈夫な素材であることの証。
この記事では、サドルレザーの特徴などについて解説します。
サドルレザーとは?
サドルレザーは、もともと馬の鞍(くら)に使うために生まれた革のこと。
「サドル」という言葉は、「馬の鞍」を意味しており、ブライドルレザーと同じく、馬具の名称が由来となった素材のひとつになります。
サドルレザーの定義は、やや脂を含んでおり、ある程度の厚さのある、植物タンニン鞣し、クロム鞣しによる再鞣しをしたものとなっていますが、実際には、植物タンニン鞣しを施した、分厚い革として取り扱われていることがほとんどです。
特徴
堅牢な革
サドルレザーの特徴は、しっかりとした強度があるということ。
厚みがあるため、耐久性がとても高く、すぐにへばってしまうということはありません。
水分に強い?
油分を豊富に含んでいるため、水分に強いという特徴があります。
これは、馬具用の素材であったことが主な理由といえます。
経年変化が楽しめる!
サドルレザーは、経年変化を存分に楽しむことができます。
植物タンニン鞣し革でしか味わうことのできない、美しい色艶の変化を楽しむことができます。
光沢がある
サドルレザーには、グレージング仕上げなどに代表される、圧力、熱、摩擦をかけて、光沢感を意図的に出す仕上げが施されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
もともと馬具に使うために生まれた、サドルレザー。
現在は、シューズ、バッグ、ベルトなどにもよく使われています。
耐久性に優れた、経年変化を楽しむことができる素材を探しているという方は、サドルレザーを使った革製品を検討してみてはいかがでしょうか。
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