「どんな場面においても、あまり気負わず使えるようなものが欲しい。」

そんな素材を求める声に応える革が、ゼブレザー。

この記事では、ゼブレザーについて解説します。

ゼブレザーとは?

ゼブレザーの原皮には、コブウシと呼ばれる牛の皮を採用しています。

コブウシは、アジア南部の亜熱帯地域に生息している牛の一種であり、大きな瘤(コブ)を背中にもっているのが特徴。

また、亜熱帯地域特有の害虫などから体を守るための術を持っていることから、傷のない革になっています。

引き締まった表情

ゼブレザーの特徴は、シュリンク加工による、“シボ感”。

シュリンク加工とは、鞣しの途中段階で特殊な薬品を含ませて、原皮を縮め、“シボ”と呼ばれる、凹凸感のある皺を出すことをいいます。

シボ感のある革は、その手触りの豊かさだけでなく、きめが細かく、均等で美しい表情を楽しむことができるでしょう。

革鞄に最適な革

ゼブレザーは、コンビネーション鞣し革となっています。

コンビネーション鞣しとは、植物タンニン鞣しとクロム鞣しの両方を掛け合わせた鞣し製法のこと。

植物タンニン鞣しの効果により、天然の表情がしっかりと残されているほか、経年変化を楽しむことができます。

また、クロム鞣しの効果により、耐久性、防汚性、防水性を兼ね備えた、とても機能性の高い素材に仕上げられています。

経年変化を味わおう!

ゼブレザーは、コンビネーション鞣し革であるため、経年変化を味わうことができます。

数年間使い込むことによって、経年変化による色艶の変化を感じていただけます。

ゆっくりとした変化にはなりますが、より一層、透明感が際立っていきます。

お手入れについて

コンビネーション鞣し革のような油分を含む革には、お手入れが欠かせません。

お手入れをすることによって、綺麗な状態を保つことができるほか、乾燥や色落ちといったさまざまな問題を防ぐことができます。

経年変化による色艶の変化が見られるまでは、水分の付着、乾燥や摩擦に注意してください。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

綺麗な表情に加えて、コンビネーション鞣し革ならではともいえる、圧倒的な機能性を兼ね備えた革。

sot(ソット)では、ゼブレザーを使用した革製品を販売しております。

気になった方は、ぜひ各店舗をご利用ください。

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