静かなる品格を感じさせる、ガミレザー。
余計な装いがなくとも、どこか雰囲気のある革は、大人が選ぶべき素材といえるかもしれません。
この記事では、ガミレザーについて解説します。
ガミレザーとは?
国産の原皮を使用
ガミレザーの原皮には、国産の皮が採用されています。
国産の原皮は、大きな傷がないのが特徴。
植物タンニン鞣しがされているため、天然の表情がしっかりと残されています。
“シボ感”
ガミレザーの最大の特徴は、シュリンク加工による、“シボ感”。
シュリンク加工とは、鞣しの途中段階で特殊な薬品を含ませて、原皮を縮め、“シボ”と呼ばれる、凹凸感のある皺を出すことをいいます。
シボ感のある革は、その手触りの豊かさだけでなく、部位によって違いのある感触と表情が楽しめるでしょう。
仕上げには、ガラス製の玉を圧力をかけながら高速で表面に当てる、グレージング加工が施されています。
グレージング加工により、ほどよい光沢感と艶感が出されており、シボ感を活かした表情となっています。
経年変化を味わおう!
ガミレザーは、植物タンニン鞣し革であるため、経年変化を味わうことができます。
数年間使い込むことによって、経年変化による色艶の変化を感じていただけます。
シボ付近の凹部と凸部では、経年変化の進行速度が若干異なるため、艶感や色味の違いを見ることもできるでしょう。
また、タンニンの優しい香りを楽しむことができます。
お手入れについて
植物タンニン鞣し革のような油分を含む革には、お手入れが欠かせません。
お手入れをすることによって、綺麗な状態を保つことができるほか、乾燥や色落ちといったさまざまな問題を防ぐことができます。
経年変化による色艶の変化が見られるまでは、水分の付着、乾燥や摩擦に注意してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
革製品が持つべき“品格”をまとった、ガミレザー。
sot(ソット)では、ガミレザーを使用した革製品を販売しております。
気になった方は、ぜひ各店舗をご利用ください。
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