京都の職人が作る歴史ある扇子

京扇子とは、扇面、扇骨、仕上げ加工全てにおいて、京都・滋賀を中心とした国内で生産される扇子の事をいいます。
「京扇子」の名称は京都扇子団扇商工協同組合が有し、組合員だけが使用出来るものです。
扇子が出来るまでには骨作りから地紙作り、絵付け、組み立てなど約88行程があり、
ほとんどが手作業で熟練を要する為それぞれが分業にになっており、日々職人達が腕をふるっています。

京扇子のロゴを使用できるのは京扇子の組合に加盟しているメーカーのみとなり、それが京扇子の証明になっています。

製品を長くお使いいただくために

• 骨組みの竹、革は湿気に弱いので過度な湿気のある場所での保管は避けてください。
  （変形や、ひび割れ、カビの原因になります。）
• お菓子などに付いているような乾燥材を貼り箱に入れて置くのもひとつです。
  その際は乾燥材が直接扇子や革ケースに触れないようにしてください。シミになったり、変色する可能性があります。
• 直射日光のあたる場所は変形、変色等の原因になりますので避けてください。
• 長期間使用せず保管する場合は「しめ紙」（本体に付いている紙の輪っか）などで扇子が開かないように留めることをおすすめします。
  丁寧に扱っていても経年変化で開閉がスムーズに行かなくなるものですが、使用しない時に固定しておくことで長持ちするようになります。
• お手入れの際は竹、革共にデリケートなので、強くこすらず、やさしく表面のほこりをやさしくふき取ってください。