「和」の雰囲気を感じさせる「がま口」。
実は、日本ではなく、ヨーロッパ生まれということはご存じですか?
明治維新によって欧米文化がなだれ込む中、その一つとして日本に入ってきたそうです。
当初は富裕層のみが使っていたがま口でしたが、安価な金具の登場で庶民の間でも大流行。
その後、現代までその形が受け継がれています。
今回は、そんな歴史を持ち、所作をスムーズにしてくれる「がま口」の形を取り入れた、
沢山つめ込むほどに可愛らしい大人の革財布をご紹介します。
使いやすさそのままに、あれもこれも詰め込んで可愛らしい姿に。
ワンタッチで開け閉めができ、支払いをスムーズにしてくれる「がま口」。
一般的な物は口を開けてみると1部屋の造りになっているものが多いですよね。
このがま口は、お財布としての使いやすさを考えて、2部屋構造を採用しています。
中を覗いてみると、左右の壁側に1つずつカードポケットが。
ここに一番よく使うカードを2枚厳選して入れておくと、すぐに取り出せて便利です。
そして片側の部屋に、それ以外のカードをまとめて入れておくことができます。
20枚入れても余裕がありますね。
ここには、2つ折りにしたお札を一緒に入れておいても良いと思います。
また、もう片側の部屋には小銭を入れておくことができます。
小銭を使わない人は、カードの部屋ではなく、ここに分けてお札を入れておくと良いかもしれません。
真ん中にある部屋の仕切りは、左右に倒す形で簡単に動かすことができるので、
どちらの部屋にもアクセスしやすくなっています。
また、実際に全ての中身を入れてみるとわかりますが、大きさはふっくらとゆとりのあるサイズ感。
あれもこれも全部、詰め込みたくなってしまいます。
でも、ちょっと詰め込みすぎたくらいがコロンと可愛いのがこのお財布の良いところ。
普通のお財布だと不格好になりがちな膨らんだ姿が、このお財布では許せてしまいます。
使うほどに艶めく色。持つ人を上品に引き立ててくれる革
日本で最も牛革が生産されている県をご存じですか?
それは、近畿地方の西部に位置する兵庫県。
全国の牛革の約64%が生産されている、革の一大産地となっています。
この製品はその中でも1000年以上の歴史を持つ、革づくりのまち・姫路産の革「ELEGANZAレザー」を採用。
しっとりとした奥行きのある色合いで、持つ人を上品に引き立ててくれます。
この革は、上品な見た目でありながら、長く愛用して頂ける耐久性も兼ね備えています。
その要因の一つは、「三価クロム」というミネラル。
三価クロムは、毒性のある六価クロムとは異なり、ヒジキやあさり、豚ロースにも含まれる人体に必須の栄養素です。
このミネラルで革を鞣す(なめす)ことで、内部の繊維同士を強固に結び付け、柔軟かつ強靭な革に変えてくれるんです。
しかし、クロム鞣しの革には、経年変化が少ないという特徴があります。
それを補ってくれているのが、樹木から採れる植物性タンニン。
身近な所では、柿渋や緑茶、ワインなどの渋みもタンニン成分です。
この革は、そんなタンニンを使って再鞣し(さいなめし)しています。
それによって、樹齢を重ねるごとに色の奥深さを増す木々のように、
使い込んでいくうちに艶やかで深い色合いに変わっていく楽しさを味わうことができます。
そして鞣しの後は、天然の風合いと手触りを活かすために染料を使い、革を芯まで深く染め上げます。
顔料のように表面を覆い隠さないので、革ならではの表情を存分に楽しめるのが良いところ。
革を染めた後はたっぷりのオイルを入れ、最後にプレスして上品な表情に。
しっとりとしてエレガントな雰囲気に仕上がります。
ご用意した色は、ブラウン・ワイン・ブラックの3種類。
アンダー1万円でご購入頂ける上品ながま口ウォレットを、ぜひ艶っぽい大人顔に育ててみてください。
〇商品情報〇
so-w-0189
ELEGANZAレザー がま口ウォレット
ブラウン / ワイン / ブラック
¥8,500+税
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