皆さんこんにちわ。
横浜ジョイナス店の大谷です。
前回のブログでは革製品の保管方法をご紹介しましたが、本日は知っていると商品選びも楽しめる、革の種類と名前、革の仕上げの専門用語を少しだけですが、お伝えしたいと思います。
革の種類と名前
<牛 カウ>
皮革製品でもっとも使用される素材。
全般的に厚みがあり、繊維が比較的均一で強度および耐久性に優れています。
<豚 ピッグ>
毛穴が裏面まで貫かれており、通気性に優れていて、薄くて軽く、麿耗にも強いです。
<山羊 ゴート>
なめした革に細かいシボがあり、薄いながらも強度があり、やや硬め。
繊維は耐麿耗性に優れています。
革の仕上げ
<型押し革>
なめした革をプレス(アイロン)で加熱・加圧し、さまざまな型を押し付けた仕上げ。
<スエード・ベロア>
スエードは革の肉面を研磨し、ベルベット状のケバを持つように起毛させ仕上げた革。
ベロアは繊維が粗い革の起毛革で、スエードよりもケバのやや長い仕上げ。
いかがでしたか?知っていただくとお店に来ていただいた時にはより革製品の魅力に気付いていただける事でしょう。
また、動物から採れた天然の皮革は、そのどれもが一点もの。
たとえ同じアイテムでも、革の質感や色合い、手触りは微妙に異なり、
使い方や時間経過によっても風合いが変わっていきます。
その個性を魅力ととらえて愛を注ぐと、革との暮らしがより一層楽しくなりますよ。
その他、sotコラムの方にも革について詳しく丁寧に掲載されていますので、
是非そちらの方もご覧下さい。