革は使えば使うほど、持ち主のライフスタイルや日常を反映し、風合いを増していくもの。 今回のハンドウォッシュレザーは、その最たる例と言えます。 特殊なレシピでつくられる栃木レザーをベースに使用し、長い時間をかけてじっくりと鞣した後に、独自の手もみ加工を施しています。
その結果生まれるのは1つとして同じものが存在しない、豊かな風合いの一点ものです。
今回は、具体的にどのような工程を経て、この革が生まれるのか。 そして、そんな革を使ったベルトがどのような魅力を持っているのか。 その背景を深掘りしてご紹介します。
手間をかけた伝統製法が生む、革の独特な凹凸感と豊かな風合い
ハンドウォッシュレザーベルトの魅力は、なんと言ってもその豊かな風合いと独特の凹凸感。
この革は、特別なレシピで製造された栃木レザーを基材としています。
一般的な革の製造と比較して、この革を作るのには通常の7倍の時間、つまり約21日間が必要です。
その結果、繊維がぎゅっと詰まり、長く使用するほどに革の深みや美しさを楽しむことができるようになるんです。
では、この革の変化や風合いの秘密はどこにあるのでしょうか。
それは、最も重要とも言える「鞣し(なめし)」の工程にあります。
鞣しとは、動物の生の「皮」を加工して、私たちの日常生活で使われる「革」として変化させる工程のことを指します。
ハンドウォッシュレザーの鞣しには、樹木から得られる「タンニン」という渋み成分が使われています。
タンニンは、皮を腐らない革に変化させ、耐久性を与える役割があります。
そして、このタンニンを使用した上での鞣しの方法にも特色があります。
一般の方法とは異なり「ピット鞣し」という特別な方法で、じっくりと長い時間タンニンに漬け込まれます。
この手法により繊維がほぐれることなく、丈夫でありながら色や艶の美しい変化を楽しめる革が生まれるのです。
ハンドウォッシュレザーは、そんな栃木レザーをベースに、独自の加工方法で仕上げられます。
それが手もみ加工です。
独特の凹凸を作るために、職人が一点一点ぬるま湯で革を揉み込んでいます。
この揉み加工によって革が硬くならないよう、元々の栃木レザーには、特別に通常の2~2.5倍のオイルが含ませています。
長い歴史と伝統製法、そして手仕事の結晶として、このハンドウォッシュレザーはつくられています。
その結果として1つとして同じものがない、一点物の凹凸感が生まれているのです。
ただのアクセサリーじゃない、毎日の装いをランクアップする選択。
ベルトを選ぶ際、その機能や見た目がどれだけ日常生活にマッチするかも非常に大切です。
このハンドウォッシュレザーベルトは、その点でも優れた特性を持っています。
まず最初に目を引くのは、手もみ革の一点ものの凹凸感。
この凹凸感は、シンプルな服装にもアクセントとして機能し、アンティークゴールドの金具との相性もバツグンです。
例えば、白のシャツにデニムの組み合わせ。
このシンプルなスタイルに、このベルトを合わせるだけで、ヴィンテージ感ある表情が加わり、一気にオシャレ度がアップします。
さらに、幅のバリエーションについても触れておきましょう。
ハンドウォッシュレザーベルトは、40mmと25mmの2タイプをご用意しています。
40mmは少し幅広で、革の独特な素材感を存分に楽しむことができるタイプ。
一方、25mmは少し細めで、さりげなく、そして控えめに個性を引き立ててくれます。
特に、25mmタイプのバックル部分の3連金具ループは、そのデザイン性でさらに魅力をアップさせています。
革はとても丈夫で、色も豊富なので実用性も高く、さまざまなスタイルやシーンに対応できます。
普段のスタイルに物足りなさを感じている方は、ぜひこのベルトを日常の服装に取り入れてみてください。
職人のこだわりがベルトの細部にまで宿る縫製技術。
豊かな革の質感を支えるのが、その縫製技術。
ハンドウォッシュレザーベルトの縫製は、厳選された日本国内の工場が担っています。
職人たちの技術が結集された工場で、製品の細部にまでこだわり抜いた縫製が行われています。
長くベルトを愛用する中で、どんなに丁寧に取り扱っても、時には小さな不具合やトラブルが生じてしまうこともあります。
そんなときも、安心してください。
購入から日が浅い段階での不具合に関しては、無料での修理が可能です。
実際の生産工場で行われる修理は、製品の持ち味を損なうことなく、新品時の質感を取り戻すことができます。
また、長くお使いいただく中での通常修理の流れも非常にシンプルです。
まずは、店舗へ製品を持ち込むか、もしくは公式サイト上のお問い合わせページから製品の画像を送信。
その後、1週間以内には見積もりの回答が届きます。
納得のいく見積もりであれば修理が進行、そうでなければ無償で製品をお返しいたします。
遠方の方でもオンラインでの修理受付が可能なので、どなたでも安心してご利用いただけます。
修理だけではありません。
sotの各店舗では、製品のメンテナンスも行っております。
クリーニング、クリームの塗布、防水スプレーなど、ベルトを美しく保つための様々なメンテナンスが可能です。
使用している中での小さな変化や気になる点があれば、ぜひ店舗のスタッフにご相談ください。
ただし、混雑時にはお時間をいただく場合がございますので、ご理解のほどお願い申し上げます。
ハンドウォッシュレザーベルトは、一点物の美しさを持つ製品。
その美しさを長く保つための適切なケアとサポートを提供しているので、いつまでも安心してお使いいただけます。
色によって異なる個性。革の質感と色の変化で日常に新しい風を。
私たちの生活において、色は感情や印象を大きく左右する要素の一つです。
それは、あなたが毎日身につけるベルトにも当てはまります。
sotのハンドウォッシュレザーベルトのカラーバリュエーションは、全5色。
ここでは、それぞれが持つ魅力や特徴、そして革としての経年変化のポイントをご紹介します。
まず、基本とも言えるアースカラーの3色、キャメル、ダークブラウン、ブラックです。
1つ目のキャメルは、最も明るいカラー。
革本来の質感を生かすために表面をコーティングしていないため、他のカラーよりも汚れが目立ちやすいのがデメリットかもしれません。
しかし、使い込むことで革の深い味わいと、最もダイナミックな色の変化を楽しめるのが大きな魅力です。
一方ブラックは、落ち着いた魅力があり、汚れが目立ちにくいのが特徴です。
他の色ほど色の変化はありませんが、使っていくと黒の中にもさらに深みを増してきます。
ダークブラウンは、大人な色味。
程よく汚れの目立ちにくさがありながら、程よく革らしい色の変化も楽しむことができます。
そして、ビビッドなレッドとナチュラルなグリーン。
レッドは、使い始めは鮮やかで元気な印象ですが、経年変化でワインのような深みのある色合いに変わっていきます。
グリーンは、革のアイテムでは珍しい色。
しかし、自然との一体感や、アウトドアの雰囲気を楽しみたい方にはおすすめのカラーです。
経年変化とともに、より深く落ち着いた緑色になっていくのが魅力です。
そして、このベルトにはもう一つ大切な特徴があります。
それは、1枚1枚の革の質感や色の違いです。
革の質感を生かす染料染めで革を染めているため、湿度や気温などの染色環境によって、微妙に異なる色や質感が生まれます。
これは、まさに一点ものの魅力。
同じ色であっても1つ1つに微妙な違いがあり、それぞれのベルトに個性があります。
実際に店舗で色や質感を見比べることができれば、あなただけのお気に入りを見つけることができるでしょう。
事前に店舗にご連絡いただければ、複数の在庫を取り寄せて、じっくりと比較することも可能です。
このように、色それぞれの個性や、革特有の質感、色の変化をダイレクトに楽しむことができるのは、ハンドウォッシュレザーベルトの大きな魅力の一つです。
ファッションに深みを加える:構造と機能が生み出す独自の存在感
ヴィンテージ感漂うハンドウォッシュレザーベルトは、21日間の熟練の技によって作られる丈夫な栃木レザーを使用。
手揉み加工による革の凹凸感やアンティークゴールドの金具は、日常のコーディネートに深みをもたらし、調整可能なバックルや日本国内の工場での縫製は利便性と信頼性を兼ね備えています。
さらに、5色のバリエーションは、時間と共に色の変化を楽しむことができ、その一点ものの魅力がユーザーの個性を引き立ててくれます。
ぜひ機会があれば1度ご覧になってみてください。
<商品詳細(25mm)>
商品名:ハンドウォッシュレザー ナローベルト
商品番号:so-be-0081
販売価格:¥9,900
色:キャメル 、ダークブラウン、ブラック、レッド、グリーン
付属:巾着袋
素材:牛革
サイズ:全長: 112cm、ウエスト: 87 – 102cm、幅: 2.5cm、重さ: 170g
商品ページ:https://sot-web.com/c/all/fzakka/so-be-0081
<商品詳細(40mm)>
商品名:ハンドウォッシュレザーベルト
商品番号:so-be-0024
販売価格:¥11,000
色:キャメル、ダークブラウン、ブラック、レッド、グリーン
付属:巾着袋
素材:牛革
サイズ:全長 109cm ウエスト 89 – 99.5cm 幅 4cm 重さ 200g
商品ページ:https://sot-web.com/c/all/fzakka/so-be-0024
<店舗情報>
address
〒104-0061 東京都中央区銀座 5-2-1
東急プラザ 5F
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tel
03-3571-6055
hour
11:00~21:00
※営業時間及び定休日は施設に準じます