部位ごとに異なる牛革の特徴

牛革は、牛の年齢や雌雄また体の部位によって、革が持つ性質が大きく違ってきます。

今回は、部位別に牛革が持つ特徴についてご紹介します。
レザーに関する知識が深まること間違いなしです!

 

Shoulder / ショルダー(肩)

頻繁に動かす部位ということもあり、表面にシワが多いことが特徴です。
また柔軟性と繊維の密度があり、強度が高いので、馬具などにも使用されます。
特徴のあるシワもデザインとして活用される場合が多くあります。

 

Bends / ベンズ(背中~腰)

繊維束の密度が高い上に、均一であるのが特徴であり、
大きさや長さのある牛革を使うベルトやバッグのストラップ製品ではメインに利用される部位です。
傷などが少ないこと、歪みや伸びなどにも強いことも多くの革製品に利用されている理由です。

 

Butt / バット(尻)

繊維束の密度が非常に高い一方で、しわが少なく厚みがあります。
牛に限らず、馬などでも良質な素材として重宝されている部位です。

 

Belly / ベリー(お腹、腰)

繊維束の交差度合いが低く、厚みが薄い部位です。
そのため、他の部位に比べて柔らかく強度で劣ります。
裏革として、靴の中敷きやバッグの裏側の素材として利用されることが多いです。
安価で手に入り、加工もしやすい特徴があります。

 

Neck / ネック(首)

頸動脈を守る部分であり、厚みはかなりあります。
繊維方向の複雑さと面積の小ささから、市場にはあまり出回っていません。
レザー製品においては目立たない内装などに使用する程度です。

 

Head / ヘッド(頭)

人間同様で、牛の頭の革も薄くて強度が弱いです。
通常は市場にもあまり出回りません。

 

革の部位別の特徴を知って、お客様に合った革製品を。

今回は、牛革の部位ごとの特徴をご紹介しました。
牛革は部位によって、出来上がりも一枚一枚違う理由もイメージがつくと思います。

sotは牛革の部位ごとの特徴を把握し、上質な革を作り出すために日々努力していきます。