革財布の魅力の一つが”美しい経年変化”が楽しめる点。
その反面、革財布のお手入れを自分でするのはなかなかハードルが高く感じてしまいますよね。
もちろんお手入れをしなくても綺麗な状態が継続する革もありますが、知っておいて損はないでしょう。
今回は、どなたでも毎日簡単に行える革財布の手入れ方法をご紹介します。
革財布の手入れはたった3ステップ!
革財布のケアは難しく面倒だと思われがちですが、
実は革財布に限らず多くの革製品の定期的なケアは、
- 表面の汚れを取る
- クリームを使って栄養を与える
- ポリッシング(磨く)
というたった3つの工程さえ覚えてしまえば大丈夫なんです◎
さらに、sot(ソット)が扱うタンニン鞣しのレザーの場合、
特別なクリームを使わずとも簡単な乾拭きを行うだけで表面がピカピカになります。
①革財布の汚れを拭き取る
まずは革の表面の汚れを落として綺麗な状態をつくりましょう。
革財布の汚れで一番多いのは、「手に付いた脂がお財布に移ることにより表面の光沢が失われる脂汚れ」です。
このような汚れは、固めに絞った柔らかい素材のクロス(布)で水拭きすれば簡単に落とすことが可能です。
手がよく触れる部分には脂が特に付着しているため、念入りに行いましょう。
おすすめのクリーナー:コロニル「ライニガー」
革製品用のクリーナーがあれば、サッとクロスに吹きかけた後に表面をなぞるようにクロスで汚れを落とせば下準備は万全。
コロニルの「ライニガー」は油脂だけでなくてカビの原因となる菌も同時に取り除いてくれるのでオススメです。
(リンク:コロニル「ライニガー」の詳細・購入ページ)
※素材や状態によっては水分がシミになる場合がありますので使用方法や注意点をしっかり確認しましょう。
②革財布の表面に栄養を補充
表面をきれいにしたら、次はクリームの出番。
クリームを使って、革内部の栄養分を補ってあげましょう。
おすすめのクリーム:コロニル「1909シュプリームクリームデラックス」
世の中には様々な革用クリームがありますが、色付きのクリームは洋服などに色移りする恐れがあるので、無色の乳化クリームを使用することをおすすめします。
コロニルのクリームはバランス良く保革・栄養効果、柔軟性を与え、補色性にも優れています。
(リンク:コロニル「1909 シュプリームクリームデラックス」の詳細・購入ページ)
指先やクロスを使ってクリームを財布全体に薄く伸ばし、まんべんなくクリームを塗り込ませましょう。
どんなに厚い革財布でも、薄くクリームを塗る程度で十分です!
クリームをまんべんなく塗ることが革全体を均等にきれいに仕上げる秘訣です◎
③革財布に光沢を取り戻す
最後の仕上げはポリッシング(磨き)です。
この作業を丁寧に行うことで革本来の風合いや光沢を蘇らせることができます。
おすすめのポリッシングクロス:コロニル「ポリッシングクロス」
(リンク:コロニル「ポリッシングクロス」の詳細・購入ページ)
先ほどクリームを塗り込んだ部分をクロスの綺麗な面を使って力を入れて磨きましょう。
また、クロスは目の粗い生地のものを使用すると表面の傷になってしまう恐れがあるので、必ず目の細かい柔らかい生地のものを使用しましょう。
最後の仕上げに、余分なクリームを拭き取れば完了です。
まとめ
いかがでしょうか?
かなり頑固な汚れでなければ、革財布の汚れを落とすは意外と簡単なんです。
ご紹介したケアの3つのステップは、革財布以外にも革のベルトや小物にも応用が可能ですので、ぜひ試してみてください。
sot(ソット)では、オリジナルのメンテナンス用品ドイツ生まれの老舗ケアブランド「コロニル」をはじめ、ひとつあると便利なケアグッズを販売しています。
(リンク:オンラインストア・メンテナンス用品一覧)
ケアを習慣にすればきっとあなたのお財布も綺麗に変化していくでしょう。
是非ケアを楽しみながら続けてみてくださいね。